ホンダ ホーネット250とは?
今では様々なタイプのバイクが市場には出回っていますが、今回ご紹介させていただくのが、ホンダのホーネット250というバイクです。
このホンダ ホーネット250というバイクでまず特徴的な部分を挙げるとすれば、それは外観でしょう。
ホンダ ホーネット250の外観は非常に独特で、ホーネットとは英語でスズメバチを意味し、スズメバチ同様に黄色を基調とした外観となっています。
また、色合い以外にもそのフォルムはボリューミーでかつ横に張り出したタンクと、シート部分はシャープでそしてコンパクトな作りとなっています。
そして、後方部分はまだボリュームを出すことで、非常にグラマラスな車体となっているのが、このホンダ ホーネット250の特徴的な外観です。
もちろんホンダ ホーネット250は特徴的な外観だけではありません。
ホンダ ホーネット250は既に生産終了となっているバイクではありますが、今でも人気が高い理由として挙げられるのが、何と言ってもその性能面です。
ホンダ ホーネット250はバイクの中では、比較的に総排気量が多くはない250ccなのですが、250ccでは考えられないほどの迫力と安定感を備え、ホンダ ホーネット250独特の甲高いエンジン音も今でも人気がある理由の一つです。
このエンジンは超高速回転型エンジンでありながら、総重量は166キロと軽量の為、日常的に乗り回しができるバイクです。
そして、大型バイクに乗りたいが、なかなか操作が思うようにいかない方などにもやはりこのホンダ ホーネット250はおすすめで、見た目もそうですが、高機能なエンジンは大型バイクに決して引けを取らないバイクです。
そんなホンダ ホーネット250ですが、デザインや性能面などは優れていることが分かっていただけたかと思いますが、実際の乗り心地はどうなのでしょうか?
2003年にマイナーチェンジが施され、シートの高さが745mmとなり、比較的に低いシートの高さとなり、足つきの良さは非常に改善されました。
また、バイクの中でも軽重量なので、女性や力に自信がない方でも無理なく乗ることができます。
そして、ホンダ ホーネット250は、前方のボリュームあるタンクがある為、体との密着性が高く、グリップも握りやすいバイクですので、非常に扱いやすいバイクと言えるでしょう。
ホンダ ホーネット250の歴史
ここまではホンダ ホーネット250の魅力や特徴をご紹介させていただきましたが、既に生産が終了しているこのホンダ ホーネット250の歴史について触れてみたいと思います。
ホンダ ホーネット250は1996年に販売がスタートとなりました。
その後、1997年から2005年までに計6回のマイナーチェンジを行い、2006年12月にカラーデザインを変更して販売したホンダ ホーネット250が最終モデルとなります。
従って、ホンダ ホーネット250の歴史は約10年とそこまでは長くありませんが、その10年間という歴史の長さでも、まだ人気があるというところがこのホンダ ホーネット250のすごいところなのです。