オフロードタイプのバイクは、文字通り道無き道でさえ走る事が出来ます。
舗装された道路はもちろんですが、物によっては山道ですとか未舗装の道路も走る事が出来る点はオフロードの魅力です。

オフロードタイプのバイクは近年あまり姿を見かけなくなっているかもしれません。
かつてはオフロードタイプのバイクのブームもあったのですが、現在は落ち着いています。

オフロードの特徴は悪路であってもある程度は走る事が出来る点、バイク自体が比較的軽い点。
そして比較的高いアイポイントになりますので、爽快感があります。
ですが、何方かと言えばやはり趣味性の高い一台となっています。

アイポイント

アイポイントが高いと言う事は、言い換えればバイクそのものの車台が高いとも言えますので、速度に関してはそこまでではありません。
もちろん普通に走る分には何ら問題ないのですが、速度を追求したい人にとっては少々物足りなさを覚えてしまうかもしれませんが、基本的には趣味性が高く、初心者よりも目的を明確に持っている上級者向けのモデルとなっています。
例えばアウトドアも楽しみたいとか、悪路を走るのが好きな人や、高速道路よりも峠や山道を走る方が好きな人にとっては、オフロードほど適しているモデルはありません。

一方、高速道路を使うなどして長距離巡行を楽しみたいと思っている人にとっては、選ぶべきモデルではないのも事実です。更にはオフロードというとどうしても汚れやすいというイメージもあります。
悪路を走ったり、悪天候時の後にでも走れば水たまりや泥水の上を走る事になってしまいますので、バイクもそれなりに汚れる事になります。

掃除しなければ人前で運転するとちょっと恥ずかしいと思うような汚れに晒されるケースもありますが、掃除もまた、オフロードの醍醐味になりますのでバイクそのものに愛着を持てなければ、オフロードは持て余す事になるでしょう。
汚くなったバイクを見て自分自身のライドを振り返り、楽しめるような余裕があれば良いのですが汚れてショックを受けるようであれば、悪路等は走らない方が良いのですから、言い換えればオフロードにする理由もありません。

趣味性の高いモデル

趣味性が高いですから、「誰にでもお勧め」とは言えませんが、目的が明確な人にとってはオフロードはとても魅力的な一台になってくれるはずです。
むしろ近年ではあまり見かけないモデルとなっていますので、街中でオフロードタイプのバイクで走っているとかえって目立ちます。

愛着はもちろんですが、愛着そのものよりも街で目立つバイクに乗りたいと考えている人は、乗り手が少なくなってきていますのでオフロードで目立てます。
どのようなバイクに乗るのも自由ですが、オフロードは趣味性が高いと理解しておきましょう。