Site Overlay

公道デビューの不安を解消するには

  1. >
  2. >
  3. 公道デビューの不安を解消するには

公道デビューの不安を解消するには

NO-image

知っておきたい公道での走行に慣れるまでの対策

バイクの免許を取得しバイクも購入した、そうなると次はいよいよ公道デビューですが、教習所での走行と公道での走行には大きな違いがあります。
そのため、いざ公道デビューとなると「怖い」と感じることもあります。
そんなときのためにも、事前に十分な対策を行っておきましょう。

まずは安全な装備から

対策の基本中の基本となるのが、「装備をしっかり整えておくこと」です。
ヘルメットはもちろん、プロテクターやガードがついたシューズやジャケットなど、安全性を確保するための装備・バイクウェアを整えましょう。
これは単に万一の時に大きな怪我をしないための備えとしてだけでなく、精神的な余裕を持って走行する上でも重要な対策となります。

ヘルメットはフルフェイス、不安なら胸部を保護するプロテクターも用意しておくとよいかもしれません。
バイクでの死亡事故では、頭部に次いで胸部への怪我が多くなっています。

それから、季節や走行条件に合わせて適切な装備を用意することも重要です。
例えば、暑い夏場は安全性と暑さ対策の両方を備えたフルメッシュジャケットを着用する、寒い冬場はヒートテックをかならず着用する、寒さに応じて電熱グローブなどを用意するのがおすすめです。
暑さ・寒さともに疲労の原因となるだけでなく、集中力を乱す原因にもなるので留意しておきましょう。
ほかには、防風対策のスクリーンなども考慮に入れておきたいところです。

車間距離をしっかりとる

装備をしっかり整えたら、次は車間距離への意識です。
万一の際にとっさに反応できるよう、車間距離は十分に開けましょう。
前のバイクが急に停車した、障害物をよけたといった不意の動きをしたとき、車間距離が短いと対応できずに衝突したり、バランスを崩して転倒といったことになりかねません。

この「十分な車間距離」というのが、ビギナーにはなかなか難しい面もあります。
重視すべきは「距離」ではなく「時間」です。
具体的な距離はバイクの走行速度によって変わってくるため、前のバイクが通過した場所を何秒後に通過するかが車間距離を判断する上でのポイントとなってきます。
そのうえで「2秒」を安全な車間距離の目安として覚えておきましょう。

ベテランにナビ・サポートしてもらう

はじめての公道デビューとなると、一人ではいろいろと不安が出てくるものです。
「もし何か失敗してしまったらどうしよう」という不安が焦りなどをもたらして、ミスの原因になってしまいかねません。

身近にバイク乗りのベテランがいるのであれば、公道デビューにつきあってもらいましょう。
そしてそのベテランの走行や動き、判断などをよく見て参考にするのです。
とくに交通量が多い道路や交差点での判断・動きはとてもよい参考になるはずです。
そしてベテランの走行を見るだけでなく、見てもらってアドバイスもしてもらいましょう。