BMW R 1200 GS ADVENTUREの歴史

多くの方がBMWというメーカーをご存知だとは思いますが、そのBMWがバイクも生産しているのをみなさんはご存知でしたでしょうか？
今回はバイクに乗る人も乗らない人もこのBMWが生産している、BMW R 1200 GS ADVENTUREというバイクについてご紹介させていただきます。

BMW R 1200 GS ADVENTUREの始まりですが、その歴史は30年以上前からスタートしています。
このBMW R 1200 GS ADVENTUREは、街中を走行するというよりは、オフロードの走行に非常に適しているバイクで、1984年に発売された、R80GSPDが起源です。
その後、1988年にR100GSPD、2002年にはR1150GS ADVENTUREが登場し、ガソリンが非常に多く入る大容量タンクと大きなスクリーンなどによって快適性が高いモデルとして、このシリーズが確立されました。

BMW R 1200 GS ADVENTUREの特徴とは？

そんなBMW R 1200 GS ADVENTUREですが、いくつかある特徴の中でも代表的な特徴を今回はご紹介させていただきます。
何と言ってもBMW R 1200 GS ADVENTUREの特徴として欠かせないのが、長距離走行に適している、大容量の燃料タンクと言えるでしょう。

最新型のBMW R 1200 GS ADVENTUREでは、今までにない大容量の燃料タンクを装備し、その大きさは30リットルまで大きくしました。
30リットルと聞いても、どの程度の走行距離だということがなかなか分かりづらいとは思いますが、単純計算をしても約700キロ走る計算になりますので、どんなに長いツーリングなどでも、満タンでスタートすれば、その日の給油は全く必要性がないのです。

BMW R 1200 GS ADVENTUREのスペックについて

ここで、BMW R 1200 GS ADVENTUREのスペックについて見ていきましょう。
まずは車体についてです。
バイクの幅は980mmとなっており、車両重量は260キロとなり、最大積載量は480キロまでが上限となっています。

そして、BMW R 1200 GS ADVENTUREで気になるスペックとして挙げるのであれば、それはシートの高さでしょう。
シート高は2段階に調節することが可能で、890mm、910mmとなっていますので、各々の体型によって高さを調節できる点はライダーにとっては嬉しいポイントでしょう。

最新型のBMW R 1200 GS ADVENTUREでは、防風性、いわゆるウィンドプロテクションが一新されています。
前述した、30リットルの大型燃料タンクになったおかげで、膝周辺の防風性と防寒性が高まりました。

更に細かい点もご紹介させていただきます。
ライディングステップもBMW R 1200 GS ADVENTUREはオフロードに適したバイクですので、そのオフロード走行を意識し、幅広タイプを採用しています。

その他にも、オフロード走行時にはオフロードブーツを着用しますので、スタンディングとシッティングのどちらのポジションにも対応できるブレーキペダルを標準装備しています。
このようにBMW R 1200 GS ADVENTUREは、今までよりも更にオフロード走行に適しているバイクとなっていますので、オフロードライダー達に非常におすすめのバイクとなっています。