バイクはかつては男性の趣味といった雰囲気が色濃く、女性でバイクに乗っているのは珍しいものでしたが時代も変わりました。
今の時代は女性であってもバイクに乗っていても何らおかしな話ではありません。
多様性が求められている時代ですので、そのような事も特におかしな話ではないのですが、では実際の所女性が選ぶバイクは何が良いのでしょうか。
運転技術に関しては男女で差が出るようなものではありません。
男女の差で一番顕著な部分は何と言ってもパワーです。
バイクを運転するためには二輪の免許が必要になるのですが、その際倒れているバイクを起こさなければなりません。
パワーです
そんなシチュエーションはそうそうないだろうと思っている人もいるかもしれませんが、もしも自分のバイクが転倒してしまった時、自分で起こせないとなると大問題です。
そのため、転倒したバイクを起こさなければ免許を取得する事が出来ません。
こちらはコツも必要ではありますが、やはり根本的にパワーが求められますので、ツアラーのように車両重量が重いタイプですと、どうしても起き上がらせる事が出来ません。
仮に免許を取得する事が出来たとしても、自分自身の体重の何倍もあるバイクを操作するのはなかなか億劫なものです。
また、女性ではあってもヘルメットを被らなければなりませんので、お洒落も何もありません。
ヘルメットを被った後は髪型もかなり大変な状態になっているでしょうからね。
つまり、女子会にバイクで行ったりというのはなかなか難しいですから、「趣味・バイク」として楽しむ事になるでしょうね。
手軽にとなればスクーターが一番良いのですが、趣味として楽しむのであればビックスクーターが良いでしょう。
右手だけで運転する事になりますので、パワーなど関係ありませんし、運転技術さえも関係ありません。
自分の好きなように運転する事が出来ますし、それでいて速度だって出ますし、400cc以上のビックスクーターであれば高速道路も運転する事が出来ますので、ツーリングを楽しむ事も出来ます。
他のバイクと見劣りする部分はそうそうありませんし、カスタマイズアイテムも多々登場しています。
これが何を意味しているのかと言えば、可愛らしい物も登場しています。
カスタマイズも出来ます
明らかに女性向けの物もありますので、無骨なビックスクーターではなく、ファンシーな物にする事も可能です。
これらの事を考えるとビックスクーターはお勧めですが、ビックスクーターはオートマになりますので、バイクそのものが楽しくなってくると物足りなさを覚えるかもしれません。
物足りないと思ったらマニュアルで運転するタイプの物に変えるとして、それまではビックスクーターを楽しむのがお勧めですよ。